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あなたは「ラン活参加派?アウトレット派?」 業界構造からひも解くラン活のキホン

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ラン活参加派かアウトレット派かのタイトル ビジネスモデル

「ラン活」とは小学校入学を控えた就学前の子供のランドセルを選び、購入するための活動のことでランドセル活動の略語です。近年「ラン活」は非常に激化し、入学の約1年前以上から開始されています。

リモパパの子供は2023年入学のため今年はラン活対象外ですが、安いものは3万円から高いものだと10万円を超えるモノですし、なにより6年間使うものです。ボーとして適当に購入したくないなと思い自分的に分析を始めてみることにしました。

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ラン活が激化している背景

ラン活が激化している背景としてランドセルならではの商品特性があるように思います。ビジネスでよく使われるフレームワークで考えてみたいと思います。

日本だけの特殊市場

ランドセルは日本固有のある種文化的な商品です。時折海外でバズっているとのネタを見ますが、市場成長という意味では及ぶまでもありません。
そして日本市場と言いますとご存じの通り少子化が相当続いています。出生数≒ランドセルの購入数であると推定すると市場規模はシュリンクし続けています。

しかし一方で「小学校のかばんと言えばランドセル」です。まるで義務化されているかのように(2021年現在では義務化はされていません)みんながランドセルを背負って学校に向かっています。

2017年の出生数は初めて100万人を割り94万人になりましたが、出生数と同等の90~100万個あたりが販売されるのだと思います。

内閣府の出生数グラフ
出典:内閣府の出生数推移

少子化によりお財布予算は増加

少子化により市場規模は減少していますが、お財布の数が増えました。昔は3人の子供がそれぞれ3人子供を産んでいると、孫は9人です。しかし、一人っ子と一人っ子の子供から一人っ子だと孫は当然1人です。

親2人と祖父母0.2人分だったものが、親と祖父母で合計4つの財布担っているのです。孫が何人かいると、金額の区別をつけるわけにもいかずとはいえ何個も買うわけにいかず、なかなかお金を出しづらいですが。子供が少なければ、安心して買ってあげることができます。

また昔は購入する場所も限定され、祖父が独断で購入してくるなんてケースも多かったこともあります。いまでは子供の意見を聞きながら一緒に決めていくということなので、買い方は全く変わりました。

老舗市場への参入企業が増加

老舗市場への参入企業が増加

市場はシュリンクしているがランドセルを買わなくなることは、今のところ想定されません。しかも購入決裁者の予算は増加傾向ともなれば魅力的な市場と判断できますし、新規参入するのは自然の流れであるといえます。

しかも超大手という企業が存在しないことも拍車をかけています。ランドセルブランドの老舗といえばセイバン・ふわりぃ・フィットちゃんですが企業規模としてみてみるといずれも中小企業となります。

ブランド社名本社資本金売上従業員数設立
セイバン株式会社セイバン兵庫県たつの市4,500万円非公開345人
(グループ)
1919年
ふわりぃ株式会社協和東京都千代田区9,600万円非公開220人1951年
フィットちゃん株式会社ハシモトBaggage富山県富山市1,300万円非公開185人
(グループ)
1946年
老舗ランドセルメーカーの会社概要比較

手作り高価格のブランド戦略の工房系

ブランド戦略の工房系

高級カバンブランドがランドセルを手掛けたパターン。土屋鞄製造所、黒川鞄工房、池田屋、HAKURA、鞄工房山本をはじめとして、数多くの工房が名を連ねています。

工房系の会社概要は次の通りです。やはり老舗ブランドと比べると従業員数が少ない傾向にあります。土屋鞄製造所だけ突出して多かったのでエージェントサイトを確認したところ「299人(正社員)」と記載がありましたので、651人はアルバイトを含んでいるのかもしれません。

工房系は自社製造、とりわけ手作りを訴求しているところが多いため生産量には限界があります。工房系ランドセルの入手には前もって準備が必要となります。

ブランド社名本社資本金売上従業員数設立
土屋鞄製造所株式会社土屋鞄製造所東京都足立区7,000万円非公開651人1965年
黒川鞄工房有限会社黒川鞄工房富山県富山市非公開非公開非公開1895年
池田屋株式会社池田屋静岡県静岡市600万円非公開60人1950年
HAKURA株式会社羽倉兵庫県豊岡市1,000万円非公開24人1980年
鞄工房山本株式会社鞄工房山本奈良県橿原市1,000万円非公開60人2006年
(創業1949年)
工房系ランドセルメーカーの会社概要比較

コスパ重視~百貨店ブランドまでの流通系

流通系のランドセル
・イトーヨーカドー
・イオン
・ニトリ など
があります。イトーヨーカドーやイオンは国内OEMで製造しています。ニトリは自社で持つバリューチェーンを生かして中国で製造をしています。そのため販売価格は2万円台という業界最安レベルの価格を実現しています。

そのほか百貨店として
・高島屋
・小田急
・三越伊勢丹
・大丸松坂屋 など
といった面々が揃います。
百貨店限定のコラボランドセルやファッションブランドのランドセルを販売しています。

分析のまとめ

ランドセルはいわば季節ものの商品であり、タイミングを逃すと在庫になってしまいます。多くのメーカーが6年保証を歌うようにほとんどのケースで壊れることはないと考えられます(保証をたくさんつかうようであればビジネスが成り立たないので)

つまり売り切れるように生産しているわけです。もっと増やしてほしいと願っても、絶対に増えません。在庫しても中学生にも売れないし、海外にも売れないのです。

一方で在庫してもしょうがないので、在庫処分セールがあります。そこに参加すると安く購入することができるはずです。

戦略決定

①このランドセルを買ってあげたい!という人は本格参入派
ある程度の品質のものをお得に買いたいという人はアウトレット派

リモパパ
リモパパ

ラン活戦略をどちらにするかを、夫婦間で速めに決めておくことが肝要


ラン活を勝ち抜くための具体的スケジュール

入学する13~15カ月前、つまり1-2月からスタートします。人気工房系ブランドを希望される場合は3月から活動開始なので、その前には戦略を家族で決める必要があるためです。

ラン活スケジュール

人気ブランド・工房系ブランドを狙う!ラン活本格参入派の場合

人気ブランド・工房系ブランドを狙う場合は、カタログ収集を3月からすぐに開始する必要があります。この時点ではカタログ発送を開始していないブランドもありますが、黒川鞄工房などの人気ブランドはカタログの在庫がなくなるなんてことも…。早めに動くことが大事です。

また新型コロナウイルスによって気軽に店舗によって実物を見る、ということが難しくなりました。多くの店舗が完全予約制をとっています。土日祝日は早くに埋まってしまうので気になるブランドは予約だけでも早く取ることをお勧めします。

しっかり品質をお買い得に買いたい!アウトレット派の場合

6年間しっかり使えてお買い得な商品がいい、という場合は、1-2月に戦略決定の後は少し緩やかに活動することができます。8月以降のアウトレットを見据えじっくりと準備することができます。

①狙いのブランドを決める
アウトレットは店舗単位やWebサイトなどで行われます。そのためどのブランドを購入するかを絞り込んでおきましょう。絞り込むにあたっては、店舗や展示会で実際のランドセルを見るとイメージがつきやすいので必要に応じて店舗や展示会へ足を運びましょう。

②アウトレット情報を集める
ブランドサイトやキュレーションサイトからアウトレット情報を随時入手するようにしましょう。最新情報が公開されています。またランドセルブランドがSNSにて発信しているので、こちらも情報収集としてチェックすることをおすすめします。

ランドセルは子供が6年間使い続けるとっても重要な鞄です。後悔しない選び方を是非してください。

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