移動系ポイ活アプリといえば、トリマとMilesが有名ですが航空会社のANAが2021年12月にサービスインしました。
ANA Pocket(ANAポケット)は、歩数ではなく移動することでポイントが貯まるアプリです。
ポイントの貯め方
ANAポケットは歩数アプリではなくて移動アプリなので、ダウンロードしたアプリを起動させた状態で移動するだけでポイントが貯まる仕組みになっています。
注意点としては、スマホの位置情報を常に許可させておく必要があります。これをしておかないとアプリが移動距離を測定できないので必ず設定しましょう。
ポイント獲得は「移動」と「チャレンジ」の2種類あります。
移動によるポイント獲得
移動は7種類があり、位置情報が動くスピードによって振り分けが行われています。その移動手段によって1kmあたりの獲得ポイント獲得が異なります。
移動手段 | 1kmあたり獲得ポイント |
徒歩 | 50ポイント |
自転車 | 20ポイント |
電車 | 8ポイント |
車 | 6ポイント |
飛行機 | 0.8ポイント |
乗り物(判別不可) | 25ポイント |
すべての人の生活動線でポイントが貯まるので、自転車通勤だから対象外かも…といったことがないところが使いやすいです。
通勤のあるビジネスマンは貯めやすいポイ活アプリです。
チャレンジによるポイント獲得
もうひとつポイントを貯める方法として「チャレンジ」機能があります。チャレンジとは、ある条件を達成すると獲得できる機能です。
たとえば、
・2日間で自転車で15㎞移動する
・1週間で電車で100㎞移動する
・飛行機にのる
といった移動系のものと他に、他社の広告チャレンジもあります。
・東急リゾーツのゲレンデに行く
・豊川市に行く
などがあります。
チャレンジで得られるポイントは期間限定で大体が30日後になくなる点は、通常ポイント同様です。
ちなみに管理人は年末にANAの飛行機に乗ったのですが、機内モードで機内WiFiにつなげたのですが、チャレンジ達成できていませんでした。残念
ポイントの使い道
ANAポケットでもらえるポイントはマイルやスカイコインではありません。ANAポケットポイントで、ANAポケットアプリ内独自のポイントになります。貯めたポイントをマイルやスカイコインに交換することもできません
貯めたポイントはガチャを回すことができて、そのガチャのアタリの中身としてマイルやスカイコインがあります。
ガチャは3種類あって①旅行クーポン②スカイコイン➂マイルあります。ガチャはそれぞれ異なっていて旅行クーポンガチャでマイルが当たることはありません。

誰もがマイルガチャをやれるわけではないです。ポケットプロはすべてのガチャをやることができますが、ポケットライトの会員は①旅行クーポンしかできない仕様になります。

貯まるポイント | ポケットライト | ポケット | ポケットプロ |
①旅行クーポン | 〇 | 〇 | 〇 |
②スカイコイン | × | 〇 | 〇 |
➂マイル | × | × | 〇 |
ポケットプロは有料になるため利用料金分マイルが獲得できるか、が重要な判断指標になってきます。

ポケットライト | ポケットスタンダード | ポケットプロ | |
料金 | 無料 | 無料 | 550円/月 |
登録 | 新規アカウント | 左記+ マイレージクラブとリンク | 左記+クレカ支払い登録 |
ポイントの仕様
上限ポイントと有効期限
30日間で累計最大70,000ポイントになります。東京~新大阪間の新幹線で約4,000マイル貯まりますので、往復9回が最大70,000ポイントの規模感になります。
30日間を過ぎるとポイントは失効するため、その前にガチャを回さなくてはなりません。
ポイントを貯めに貯めて、一時的に課金してポケットプロになってから、マイルガチャでマイルを貯めるなんてことはできない仕組みになっています。
獲得日や獲得後の日数は、常に日本時間で計算されるので海外出張が多い方は注意が必要です。
まとめ
マイルを貯めるクレジットカードの還元率は0.5~1%の場合が多いです。1%の場合、550円×12か月=6600円の1%で66マイルを年間貯めることがイーブンの条件です。
マイルを貯める場合、月々550円で年額6,600円の支払いが必要です。クレジットカードでマイル還元率が1%の場合、年間で66マイル獲得できればペイはします。
ただし、必要な支払いでマイルを貯めることが旨味であって、マイルのためにお金を使うのは本末転倒な気がします。
なので管理人的には無課金でスカイコインをためるのが良いかと。
というのもマイルは使い切れずにスカイコインにして支払いで使う価値も高いです。