2022年9月12日から「ヤマト運輸公式アプリ」にスマホ対応の決済サービス「にゃんPay」を導入することをリリースしました。
最大の特長は宅急便の運賃が割引になることで最大12%割引になるようです。さらにデジタル割やクロネコメンバーズ持ち込み割りなど、いろいろ重ねると41%も割引になるようです。これは大きい。

利用可能な場所はヤマト運輸の営業所とセールスドライバーの対面集荷限定で、コンビニ集荷は対応しないようです。
ただ段階的リリースで自前に限定しているだけで、今後コンビニに対応はきっとされるのではないかと私は考えています。
キホンはプリペイド式のチャージですが、不足金額のみを金融機関の口座から自動チャージしてくれる「ちょうどチャージ」機能もあるとのこと。

この機能はうれしい。そんなに使わないサービスにプリペイドでチャージするのはちょっといやなので
ヤマト運輸としてはにゃんPayでモバイル決済市場に乗り込んでくるわけではないでしょう。フリマアプリなどCtoC市場が大きくなる中、個人配送のシェア率を上げるための取り組みの一環と言えると思います。
クロネコメンバーズの会員機能を拡充することが目的と思います。
クロネコメンバーズとは
クロネコメンバーズとは「送る」「受け取る」をもっと便利にするための個人向け会員機能です。
一般消費者向けの物流業界の課題は不在による再配達です。日をまたぐ再配達は荷積みと荷下ろしをその都度やるでしょうし、再配達率はお金を生まない(ただのコスト)のでできるだけなくすことを考えています
そもそも人件費は上がる、採用が難しいという状況の中でシステムで解決しようという力学は強く働いています。
その一環としてのにゃんPayの導入と考えられるので、個人物販の人にとっては朗報といえます。ポイ活民としては恩恵は少ないですが、とはいえヤマトで頼むことも多いでしょうからその際はにゃんPayを活用するようにしましょう。
にゃんPay導入で個人物販の分だけ、クロネコメンバーズの会員数が増えそうですね。