ポイント運用で有名なStock Point株式会社(以下ストックポイント)が、2021年10月より新たなポイント運用サービスを始めます。サービス名は『Stock Point for MUFG』でわかるように三菱UFG銀行と連携したポイント運用アプリです。

サービスの特徴
ポイント運用とは
ポイント運用とは複雑な手続きが必要な証券口座の開設などが必要なく簡単に投資の疑似運用ができるサービスです。そもそも株取引にネガティブなイメージを持つ層は一定程度いるし、10代であればやりたいけどやれないといった人たちもいるでしょう。ポイント運用はそうった人たちをターゲットにしています。
Stock Point for MUFGとは
STOCKPOINT for MUFG はゲーム要素を取り入れたゲーミフィケーションのポイント運用アプリです。自分の持っている ポンタなどの提携ポイントをチャージして、様々な金融商品の投資体験を積み重ねていけるポイント運用のサービスです。毎日の株価に連動して増減し、増えたポイントは本物の「株」に交換することも可能です。

キャラがレベルアップ
アプリ内でのキャラ(ソダテ)は毎日経験値を獲得することでレベルアップし、レベルに応じて運用できる企業銘柄が変わるようです。おそらくログインやなんらかのミッションクリアによって経験値を獲得することができるのではないかと思います。

ミッションクリア
RPGなので敵を倒す画面があります。いまは画面しか公開されていませんのでどんな風になるのか楽しみです。

このサービス 結構楽しみです
ポイント運用の市場って成長市場にあり多くの企業がサービス展開しているんですね。
ポイントは市場規模が2兆円を超えていると見られ、各社が提供するポイント運用サービスの利用者は数百万人規模に増加している。PayPay証券が提供するポイント運用は開始から1年で利用者が300万人を突破、au PAYポイント運用も100万人超、楽天ポイント運用300万人を超えた。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2107/02/news078.html
つまりドコモやソフトバンク、auといった通信系やクレジットカード系といった、もともとポイントをビジネスモデルのひとつに組み入れていた企業が先を走っていることがわかります。
ポイント運用は実際の株取引の入り口商品でもあるので銀行などの金融機関は狙いたい市場なはずですが、ポイントサービス自体はあまりやっていない業界なのでストックポイントと連携したいというところでしょう。
ストックポイント自体もポイント運用が事業ドメインなので負けるわけにはいかないところがあります。
しかし多くのポイント運用のサービスはいずれも株取引を模したインターフェースになっています。なのでポイントを消費するという意味では助かるのですが、株取引とは違う楽しさとかはないんですよね。

ターゲットユーザーは株取引はしないのに、インターフェースは株取引を模した、すれ違いの関係になっていますね
ということもあり、ストックポイントも三菱UFJ銀行も力を入れてくるはずですので、サービスの品質は高いのではないかと思います。
一方で、ストックポイントは大和証券グループのコネクト証券とコラボした『Stock Point for CONNECT』(詳細は別記事)をやっていますので、そのあたりとの塩梅がどうなるのか気になってますね。
ちなみにいまなら事前登録キャンペーン中なので興味のある人はやってみましょう。
